こんにちは!Ninoです。
今回は「信頼」について紹介します。
信頼は社会生活の必需品で、信頼は多くの事柄に影響を与えます。
信頼があればこそ、人はリスクを取り、弱みを晒すことができます。
・信頼の要素
・信頼の特徴
・信頼を構築する方法
信頼について
信頼とは結果の予想であり、物事がうまくいく可能性が高いと期待すること。
信頼は、望ましくない結果にはならないと思える時に生まれます。
信頼があることで、私たちは他人と協力したりと恩恵を受けることができます。
また、信頼があることで、他人に選ばれやすくなり、自分の人生の質を上げることができます。
そのためには、信頼の特徴を理解し、意識的に構築していく必要があります。
信頼の要素
信頼を分解すると、以下の3要素になります。
①有能さ
②頼りがい
③正直さ
①有能さ
その人があることをやり遂げる能力があるかで、スキルや経験が影響します。
②頼りがい
その人があなたのためにやると言ったことを必ずやるかどうかで、安心感や時間、課題遂行能力が重要です。
③正直さ
誠実さと意図の問題で、相手と自分の意図の一致、自己制御能力などが関係します。
信頼の特徴
信頼の特徴には以下のようなものがあります。
・信頼は隙間を埋める
・信頼にはリスクがある
・信頼には感情が影響する
・信頼には直感が影響する
・信頼は動機に左右される
・権力は信頼を低下させることがある
・自分への信頼もあてにならない
・他者への信頼は長期的にはメリットが大きい
信頼は隙間を埋める
信頼は確実なものと不確実なもの、既知と未知の隙間のリスクを埋めます。
信頼にはリスクがある
信頼にはリスクがあり、誰かを信頼することは一種の賭けのようなものです。
他者を常に信頼すれば、平均すると利益が得られますが、信頼は裏切られる場合もあります。
信頼には感情が影響する
感情が他者を信頼するかどうか、自分が誠実に振る舞うかどうかの決断に影響します。
信頼には直感が影響する
第一印象は信頼に驚くほど大きな影響をもたらします。
ステータスやシンボル、権威、お墨付きなどが信頼のシグナルを左右します。
しかし、人間の脳は、その人が信頼に値するか見抜けません。
実際、私たちが嘘つきを見抜ける可能性は54%ということが分かっています。
そのため、直感に注意する必要があります。
信頼は動機に左右される
信頼は動機や状況、感情などの文脈に大きく左右されます。
私たちの心は、つねにコストと利益の計算をしていて、利己性や協調性、不誠実さや誠実さは、絶えず変化しています。
そのため、人の信頼度を評価しようとしても完璧にはできません。
これは評判にも当てはまり、人の信頼度を過去の行動から確実に予測することはできません。
人を信頼できるかどうかの判断には、事実の把握や分析だけではなく、対立する利益や能力をもとに、その人の今後の振る舞いを予測することが必要になります。
「あの人は信頼できるか?」ではなく、「あの人は、現時点で信頼できるか」を問うことが大事になります。
信頼するということは、誰かの心の内を読み取る自分の能力に賭けるということです。
権力は信頼を低下させることがある
権力を得ると利己的な行動が増えます。
権力は私たちの誠実さを低下させると同時に嘘をつく技能を向上させ、信頼に悪影響をもたらします。
自分への信頼もあてにならない
自分への信頼もあてにはなりません。
意志力には限界があり、感情予測のエラーが発生するからです。
そのため、自分に不誠実な面があることを認めることが大事です。
他者への信頼は長期的にはメリットが大きい
他者を信頼することで得られそうな恩恵が、被りそうな損失よりも平均するとかなり上回ります。
つまり、平均すると他者を信頼することによってより多くのものが得られます。
信頼がなければ協力ができず、長期的には利益が大きくなります。
ビジネスにおける信頼
ビジネスにおいて、信頼とは、新しいアイデアが伝わる導線で、信頼は変化を促します。
情報の非対称性は将来の未知を生み出し、そこには信頼が必要になり、信頼の問題が深刻であるほど、ビジネスチャンスが大きくなります。
基本的には、馴染みがあり、親近感が湧く方が信頼は得られやすくなります。
ブロックチェーンやシェアリング・エコノミーなどによって、信頼と影響力は今、制度より個人に置かれています。
インフルエンサーの登場などがその例でしょう。
信頼を構築する方法
信頼を構築することで、他人から選ばれやすくなるなど、私たちは多くの恩恵を受けることができ、人生の質を上げることができます。
特にインターネットの発展で信頼が可視化した時代においては、その傾向がより一層強まります。
信頼を構築するには、信頼の3要素である「有能さ」「頼りがい」「正直さ」を伸ばしていく必要があります。
具体的には以下のような方法があります。
・ギブ&ギブを意識する
・スキルを伸ばす
・EQを高める
・影響力を活用する
・セルフ・コンパッションをもつ
・サイコパスになりきる
ギブ&ギブを意識する
他人に対して、積極的にギブの精神を持つことで、信頼を獲得することができます。
相手に与える「ギバー」はインターネットやSNSの発展で今まで以上に恩恵を受けやすくなっています。
社会的に大きな成功を目指すのであれば、ギバーを目指しましょう。
スキルを伸ばす
有能さや頼りがいを高めるには、スキルを伸ばす必要があります。
スキルがあることで、他人から優先的に選ばれやすくなったり、自分の価値を高めたりすることができます。
EQを高める
EQとは心の知能指数のことで、自分や相手を理解したり、マネジメントする能力です。
EQは社会で成功するためのコミュニケーション能力などの土台になっていて、IQよりも重要だと言われています。
影響力を活用する
影響力とは、判断(説得)の手がかりのことで、それらをコントロールすることで、相手の判断を誘導することができます。
相手に理想の行動をとらせたいときなどに活用するとよいでしょう。
しかし、相手に対して不快感を抱かせることもあるので、慎重に活用しましょう。
セルフ・コンパッションをもつ
セルフ・コンパッションとは、自分に対して友人のように優しく接する方法です。
セルフ・コンパッションがある人は、自分だけでなく、他人に対しても慈悲の心を持って優しく接することができます。
サイコパスになりきる
サイコパスは高い知能を持ち、合理的に決断ができるため、非常に頼もしい存在です。
実際、CEOなどにはサイコパス度が高い人ふが多いということも分かっています。
そのため、状況に応じて、内なるサイコパスを引き出すことで、有能さや頼りがいのレベルを上げることができます。
ただし、やりすぎてしまっては逆に信頼を失うので、注意が必要です。
最後に
信頼について重要なことをまとめます。
・信頼は社会生活の必需品で、信頼は多くの事柄に影響を与える。
・信頼があることで、私たちは他人と協力したりと恩恵を受けることができる。
・信頼があることで、他人に選ばれやすくなり、自分の人生の質を上げることができる。
・信頼の要素は「有能さ」「頼りがい」「正直さ」。
・私たちが嘘つきを見抜ける可能性は54%ということが分かっている。
・信頼は動機や状況、感情などの文脈に大きく左右される。
・ビジネスにおいて、信頼とは、新しいアイデアが伝わる導線で、信頼は変化を促す。
信頼は社会生活の必需品。
信頼は私たちの人生の多くの事柄に影響を与えます。
信頼があることで、私たちは他人と協力したり、他人に選ばれやすくなったりと様々な恩恵を受けることができます。
そのため、信頼の要素である「有能さ」「頼りがい」「正直さ」を伸ばすことで、自分の人生の質を上げることができます。
以上です!それではまた!