こんにちは!Ninoです!
今回は「片づけ」が人生に及ぼすメリットやその方法について紹介します!
私たちが人生で何かを達成するには、限りある時間やお金、体力などを本当に重要なことに集中させる必要があります。
そのためには、片づけによって部屋や頭の中、目標などを整理し、人生をコントロールしやすくする必要があります。
もしあなたに次のような悩みがあれば、片づけで人生の質を高めることが可能です。
・物が多すぎて困っている
・デスクが散らかって集中できない
・何から捨てればいいか分からない
・選択肢が多すぎる
・物を捨てたいけどもったいない
・片づけのメリット
・片づけの原則
・片づけがうまくいかない心理
・モノを減らす「魔法の質問」
片づけについて
自分のリソースを目標に向かって集中できる環境を作ること。
「リソース」・・・時間、お金、体力、意志力、人脈
ここでは、片づけを上記のように定義します。これはメンタリストDaiGoさんの『人生を思い通りに操る 片付けの心理法則』から引用しました。
片づけで得られるメリット
片づけによって「選択に迷う・モノを探す・管理する」時間を減らすことで次のようなメリットを得ることができます。
①集中力が上がる
②意志力を節約できる
③行動しやすくなる
④よりよい選択ができる
⑤人生で本当に大切なモノが見えてくる
①集中力が上がる
片づけでモノを減らしたり、整理することで集中力を上げることができます。
モノが多かったり、散らかっていたりすると、それが無意識の内に集中力の妨げになってしまいます。
集中力はパフォーマンスに大きく関係する力のため、意識的に集中しやすい環境を作ることが重要になってきます。
②意志力を節約できる
片づけによって意志力を節約できます。
意志力とは、自分をコントロールして物事を成し遂げる力であり、集中力や自制心などの源になっています。
意志力の量には上限があります。そのため、モノが溢れていると、注意を向ける対象が増え、無駄に消耗してしまいます。
③行動しやすくなる
片づけによって、行動しやすくなるというメリットもあります。
モノを片づける場所を決め、必要なモノをすぐに取ることができれば、次の行動にとりかかるまでの時間を短縮することができます。
特に何かを習慣化したり、辞めたりする際には「20秒ルール」というのが非常に役に立ちます。
人間は、とりかかる時に必要な時間を、20秒短縮するだけで、それを習慣化できる。逆に20秒余計に時間がかかるようにするだけで、習慣を辞めれる。
④よりよい選択ができる
人間は選択肢が多すぎると、選択が困難になります。
また、選択肢が3つ以内でないと即決できないという特性があります。
そのため、片づけで選択肢を意図的に減らすことによって、よりよい選択が可能になります。
⑤人生で本当に大切なモノが見えてくる
片づけを行うことで、自分にとって本当に大切なモノが見えてきます。
その結果、自分の目標などが明確化し、それに自分のリソースを集中することができるようになります。
片づけの原則
ここでは、片づけを上手に行うための「片付けの原則」を紹介していきます。
片づけの原則には以下のようなものがあります。
①所有でなく、使用が幸せを生む
②必要なものに目を向ける
③置き場所を決める
④リターンを生むものに目を向ける
⑤時間や目標も管理する
①所有でなく、使用が幸せを生む
所有ではなく、使用が幸せを生みます。
そのため、使用頻度の高いものはなるべく取りやすい場所にしまい、アクセスしやすい状態をつくりましょう。
逆に、使用頻度が少ないモノ、持っているだけで満足していモノは、積極的に減らしていきましょう。
捨てる以外にも、中古ショップで売ったり、フリマアプリで売る、誰かにあげるなどの方法が考えられます。
②必要なものに目を向ける
いらないものではなく、必要なモノに目を向けましょう。
そのためには、後で紹介する「魔法の質問」を使ったり、理想の生活に必要なモノを考えてみるとよいでしょう。
以下のようなことを意識してみるといいかもしれません。
・ちょっといいモノ、役に立ちそうなモノに惑わされない。
・同じ機能のモノを3つ以上持たない。
・部屋や服装などのテーマを決める。
・何かを1つ手に入れたら、入れ替わりで2つのモノを処分する。
・機能を1つに統合する。(本をKindleにする、スマホ決済など)
③置き場所を決める
モノの置き場所を決めたり、その場所で何をするか決めることで、必要最低限のモノだけを置きましょう。
それによって、探す時間や迷う時間を節約できます。
特に以下のようなことを意識してみましょう。
・デスクには、作業以外のモノは置かない。
・バッグやクローゼットの中身も整理する。
・収納するのではなく、飾る。
・収納器具をなるべく使わない。
・片づいた状態の写真を撮り、見える場所に飾る。
④リターンを生むものに目を向ける
リターンを生むモノに目を向けることで、本当に大切なモノが見えてきます。
お金や時間を生んだり、自己成長や感情的リターンにつながるモノに意識を向けましょう。
それ以外のリターンを生まないモノは捨てたり、買わないようにしましょう。
⑤目標やコストを管理する
所有することで、整理やメンテナンスが必要なモノは、減らしていきましょう。
それによって、お金だけでなく、時間の節約も行うことができます。
また、目標が多すぎると集中力や時間といったリソースが分散してしまうので、無駄な目標も片づける必要があります。
片づけのテクニック
片づけで最も難しいのがモノを減らすことです。
「これは本当に捨てていいのか?」「せっかく買ったのにもったいない!」「またいつか使うかもしれない!」と悩むことも多いでしょう。
ここでは、モノ減らせない理由とモノを減らすためを質問を紹介します。
モノを減らせない理由
モノが減らせない理由として、私たちの心理が大きく影響しています。
特に以下の3つの心理が大きく影響します。
①選択回避の法則
②損失回避の法則
③保有効果
①選択回避の法則
選択肢が多くなりすぎると、人は選べなくなります。
そのため、モノが多ければ多いほど、片づける(選択する)ことを回避してしまいます。
②損失回避の法則
人間は自分が損することを非常に恐れます。
そのため、モノを減らすことで「何か損をするんじゃないか」と思い、使わないものがどんどん増えていきます。
③保有効果
人は自分が一度所有したモノに、より高い価値を感じます。
そのため、必要ないモノまで重要だと思い、片づけが難しくなります。
モノを減らすための「魔法の質問」
モノを捨てたり買う時に、この魔法の質問を自分に問いかけることで、本当に必要なモノかが分かります。
その結果、モノがどんどん減っていきます。
以下がその魔法の質問です。
①いったん捨ててまた買い直すか?
②誰かが買ってくれるとしたら売るか?
③お金が無限にあったら本当に買うか?
④長期旅行に持っていきたいか?
⑤10分、10か月、10年経っても必要か?
①いったん捨ててまた買い直すか?
「いったん捨ててまた買い直すか?」
この質問では、モノを捨てた前提で考えることで、本当に大切なモノかを見極めることができます。
クローゼットの服ならファッション店、自宅の本なら本屋の棚と見立てて、質問を使ってみるとよいでしょう。
「これは確実に買い戻す」というモノがあったら、本当に大事なモノの可能性があるので、残しておきましょう。
②誰かが買ってくれるとしたら売るか?
「誰かが買ってくれるとしたら売るか?」
これによって、必要はないけど、捨てるのはもったいないモノに気づくことができます。
売ってもいいと思えるモノは、ほとんどが不用品です。
その結果、絶対に売りたくないモノ=本当に必要なモノだけを残すことができます。
③お金が無限にあったら本当に買うか?
「お金が無限にあったら本当に買うか?」
この質問をすることで、自分にとって一番いいものを選び抜くことができます。
お金があって「いつでも買える」と思うと、心に余裕が生まれて、人はモノをそれほど買うことがなくなります。
その結果、お金を払うような価値あるモノだけに囲まれることができます。
④長期旅行に持っていきたいか?
「長期旅行に持っていきたいか?」
この質問では、長期旅行に行くと想定することで、必要なモノを自然に選ぶことできます。
その結果、意外と必要ないモノを抱えていたことに気づくことができます。
実際に旅行に行ったり、トランクケースに詰めてみるとよいでしょう。
⑤10分、10か月、10年経っても必要か?
「10分、10か月、10年経っても必要か?」
この質問をすることで、短期、中期、長期の3つの未来の視点でモノが必要かを見ることができます。これを「10-10-10ルール」といいます。
その結果、自分にとって本当に必要なモノを見極めることができます。
最後に
片づけについて重要なことをまとめます。
・片づけによって人生をコントロールしやすくなる。
・片づけには多くのメリットがある。
・片づけの原則を使えば、上手に片づけができる。
・モノを減らせないのは、私たちの心理が影響している。
・モノを減らす「魔法の質問」を利用する。
片づけで自分の人生をコントロールする。
片づけを行い、自分の目標にリソースを集中させることで、パフォーマンスが向上し、目標を達成しやすくなります。
まずは、パフォーマンスに直接影響がでる、作業デスクなどから片づけ始めてみましょう!
以上です!それではまた!