こんにちは!Ninoです!
今回は「オリジナリティ」について紹介していきます。
オリジナリティとは独創性のことで、特別なことを成し遂げるために必要な要素です。
「自分は天才じゃないからそんなこと無理だ」と思うかもしれません。
しかし、オリジナリティは才能によって決まるものではなく、意識することで発揮することが可能です。
・オリジナリティについて
・オリジナルな人について
・オリジナリティを発揮する方法
オリジナリティについて
オリジナリティとは独創性のことで、特別なことを成し遂げるために必要な要素です。
オリジナリティを発揮するポイントは、既存のものを疑い、よりよい選択肢を探すことです。
社会システムや常識といったものに対して疑問を持ち、新しい解決策を考える姿勢が大切になってきます。
オリジナルな人について
オリジナリティを発揮する人は、システムや常識といった既存のものを疑い、新しいもの生み出していきます。
また、彼らには以下のような特徴が見られます。
・主体的に考える
・好奇心が強い
・行動力がある
・ユーモアがある
・同調性が低い
・孤独を大切にする
・反抗的
このように、オリジナリティを発揮する人は、幅広い分野に興味を持つような好奇心であったり、強い意志を持ってアイデア実現する行動力があります。
しかし、不安や恐怖を感じてないわけではありません。実際は、目立つことが怖かったり、リスクを避けたい本心があったりもします。
また、普通の人が立場上行ったり、仲間に促されて行ったことが結果的にオリジナリティを持つパターンもあります。
クリエイティビティについて
オリジナリティ(独自性)を発揮するためには、クリエイティビティ(創造力)がベースに必要です。
なぜなら、クリエイティブなアイデアを実際に形にすることでオリジナリティが生まれるからです。
クリエイティブな人は矛盾する両極端の特性を持ち、状況に応じてもう一方の極を移動できます。それゆえ複雑な性格になることがあります。
具体的には次のような特性です。
・情熱的⇔客観的
・オン⇔オフ
・エネルギー⇔落ち着き
・頭がいい⇔単純
・遊び心⇔自制心
・想像や空想⇔現実感覚
・外向性⇔内向性
・謙虚と傲慢。
・男性的⇔女性的
・保守的⇔反逆的
・苦悩と苦痛⇔楽しさ
オリジナリティを発揮する方法
オリジナリティは意識することで発揮することが可能です。
具体的には、以下のようなことを意識しましょう。
①アイデアについて
②知識のレベル
③リスクの分散
④タイミング
⑤成果を気にしない
①アイデアについて
オリジナリティの発揮には、アイデアが超重要です。
特に以下の3つを意識しましょう。
・アイデアを生み出す
・アイデアの選定
・オリジナリティのレベル
アイデアを生み出す
オリジナリティを発揮するには、多くのアイデアを生み出すことが重要です。
質よりもとにかく量です。
シンプルな考えですが、多くのアイデアを生み出すことで、オリジナリティが高いものが生まれる確率が高まります。
実際に以下のような傾向があります。
・最も多く作品を生み出す期間内に最もクリエイティブな作品を生み出している。
・マイナーな作品最も生まれた期間は、メジャーな作品がもっとも生まれる。
ここから分かるのは、ある分野における天才は、同じ分野に取り組む他の人たちよりも、作品の質が特に優れているわけではないということです。
とにかく量を生みだすことで、クリエイティブなものができる確率が高まり、結果的に天才と言われるのです。実際、天才でも3割くらい当たればいい方です。
アイデアの選定
オリジナリティを阻む最大の障害はアイデアの創出ではなく、アイデアの選定です。
失敗するかもしれないという恐怖でありがちなアイデアを選んでしまったり、好みのアイデアばかりに目がいき、その他のアイデアを無視したりすることもあります。
その結果クリエイティブなアイデアもボツになってしまいます。
オリジナリティのレベル
最高のアイデアにおいてオリジナリティのレベルが重要になってきます。
オリジナリティがある程度ないとつまらないし、逆に強すぎても、周囲に理解されなくなります。
特に発明品などにおいては、目新しさだけでなく、実用性もなければなりません。
オリジナルであるということは、1番であることではなく、他と違って優れているということです。
センスとは知識の集積で、過去に存在していたあらゆるものを知識として蓄えておくことが大事です。また、普通こそセンスのいい悪いを判断できる唯一の道具であり、普通を知ればオリジナリティを発揮できます。
先延ばしに対して悪いイメージを持たれる方が多いと思いますが、先延ばしは創造力の源になります。オリジナリティを発揮するためには、アイデアを熟考する時間が必要で、様々な可能性を、頭の中で試行錯誤することでやっと生まれてきます。逆に計画を細かく決めすぎ、工夫する余地がなくなるとオリジナリティが生まれにくくなります。
②知識のレベル
オリジナリティを発揮できるかは、その分野での知識が影響します。
オリジナリティと知識の関係には以下のようなものがあります。
・知識が深まるほどオリジナリティを発揮しづらい
・幅広い分野の知識がオリジナリティをもたらす
・直感が役に立つのは、知識がある分野だけ
知識の深さ
専門知識や経験が多いほど、考えや見方が固定されてしまい、オリジナリティを発揮しずらくなります。
実際、斬新なアイデアを思いつきやすいのは、その分野において中程度の専門性がある人です。
組織などでは、責任が重い上の役職の人より、一般的な役職の人の方がオリジナリティがあるものにオープンになれます。
これは、専門知識が下手に邪魔をしないためです。
知識の幅広さ
他分野の幅広い知識や経験があることで、アイデアを独特に組み合わせることができ、創造性を発揮しやすくなります。
特に芸術分野での経験が創造性に繋がることが多いと分かっています。
知識と直感
直感は、自分の知識や経験が豊富にある分野においてのみ頼りになります。
知識や経験がない場合は分析に頼った方が正しい判断が下せます。
例え特定の分野の先駆者であっても、他分野の物事の正しい予想や判断ができるというわけではありません。
オリジナリティがあるものが成功する可能性を予測するには、評価する分野において経験を積んでいる人がベストです。
③リスクの分散
オリジナリティを発揮するにはリスクを分散する必要があります。
ある部分で大きなリスクを取るなら、別の部分ではリスクを抑えてバランスをとる必要があります。
なぜなら、ある分野で安心感があると、別の分野でオリジナリティを発揮する余裕が生まれるからです。
特に金銭的な安心感は、新しいことに挑戦するチャンスが増え、リスク許容度が高まり、オリジナリティを発揮しやすくなります。
仕事が安定していれば、私生活でいろいろな挑戦ができ、副業などが安定していれば、会社でもオリジナリティを発揮しやすくなります。
④タイミング
オリジナルなものを生み出すには、一番最初に行動しなくてはならないというわけではありません。
個人レベルでは、とにかく行動した人の方がメリットを得られる確率が高いです。それは行動に伴うリスクが低いからです。
組織レベルでは、先発者には大きなリスクが伴います。それは失敗した際に受けるダメージが大きいからです。
その分、成功した場合は認知度、特許、ネットワーク効果などの大きなメリットを得ることができます。
それに対して後発者は、市場のニーズを見極めて参入することが可能で、比較的低リスクで挑戦できます。
⑤成果を気にしない
成果を出したいという欲求が強すぎると、創造性が低下するということが実証されています。
成果を重視すればするほど、失敗を恐れ、現実的で実現可能性を意識したアイデアになりがちです。
結果として、オリジナリティあふれるアイデアが出てこなくなってしまいます。
特に会社などの組織では、評価や業績を気にし、安定を追求する傾向があります。
その結果、創造力がある人の行動が妨げられ、オリジナリティを追求する気が起きなくなってしまいます。
最後に
オリジナリティについてまとめます。
・オリジナリティとは独創性のことで、特別なことを成し遂げるために必要な要素。
・オリジナリティを発揮する人は、システムや常識といった既存のものを疑い、新しいもの生み出していく。
・オリジナリティを発揮する人は、好奇心や行動力がある。
・オリジナリティは才能によって決まるものではない。
・クリエイティブなものからオリジナリティが生まれる。
・オリジナリティを阻む最大の障害はアイデアの創出ではなく、アイデアの選定。
・知識の深さや広さがオリジナリティに影響する。
オリジナリティを発揮することで、時代を切り開いていく
オリジナリティとは独創性のことで、特別なことを成し遂げるために必要な要素です。
オリジナリティを発揮する人は、好奇心や行動力があり、システムや常識といった既存のものを疑い、新しいもの生み出していきます。
特に今後の時代は、オリジナリティを発揮できる人の価値が上がってくるので、意識的にオリジナリティを発揮しましょう。
以上です!それではまた!