こんにちは!Ninoです!
今回は「読書」をテーマに紹介します。
読書のスタイルは人によって異なりますが、私が行っている方法を紹介します。
読書の方法を意識することで、本を読むスピードが速くなったり、知識が定着しやすくなったりして、限られた時間を有効に使うことができます。
「知識は力なり」という言葉があるように、より多くのいい知識を手にすることで、人生の質を高めることができます。
インプットしただけでは宝の持ち腐れなので、読書を最大限に生かすためにはアウトプットも行う必要があります。
・読書のメリット
・本の選び方
・読書の方法
・アウトプットの方法
読書の基礎知識
読書によって確実に人生が豊かになります。
視野が広がったり、自信がついたりなど多くのメリットが得られ、仕事などでも結果を出せるようになかもしれません。
実際、読書量と年収は正比例するというデータもあり、読書によって他の人と差をつけることができます。
読書をするにあたり、メリットや心構えを知っておくことで、モチベーションアップなどにつながります。
読書のメリット
読書で得られるメリットは数多く存在します。
具体的には次のようなものです。
・視野が広がる
・自信がつく
・アイデアが生まれやすくなる
・自分で考える力がつく
・モチベーションが上がる
・人の気持ちが分かるようになる
・本質を見抜ける
・好奇心が湧いてくる
・会話力が身につく
・他人の一生を数時間で疑似体験できる
視野が広がる
本を読めば視野が広がり、選択肢が増えます。
いい考えやノウハウに出会え、人生が変わるキッカケが得られるかもしれません。
自信がつく
読書によって自信が得られます。
読書習慣によって、知識を積み上げたこと自体が自信につながります。
また、知識があれば大半のことは解決できると思えるようになります。これは選択肢の多さからくる自信でしょう。
アイデアが生まれやすくなる
読書をすることでアイデアが生まれやすくなります。
アイデアは既存の要素(知識)との組み合わせのため、知識のストックが多いほど有利です。
自分で考える力がつく
読書によって自分で考える力が鍛えられます。
本の内容を理解するには、自分の頭で考え、情報を整理する必要があるからです。
モチベーションが上がる
読書によってモチベーションが上がります。
本の中の知識や言葉に触れることで、心が揺さぶられ、頑張ろうという気持ちになれます。
人の気持ちが分かるようになる
読書によって人の気持ちが分かるようになります。
特にキャラクターに感情移入できるような本を読むことで、感受性が豊かになり、人の気持ちを汲み取れるようになります。
本質を見抜ける
読書によって本質を見抜く力がつきます。
何冊も本を読むと、繰り返しでてくる知識や表現に気づきます。それらは本当に大事なことである可能性が高いです。
また、読書に慣れてくると、1冊の本の中の重要ポイントを見抜けるようになってきます。
好奇心が湧いてくる
読書によって好奇心が刺激されます。
本の中で新しい発見をしたり、知識のなさを思い知ることで、もっと知りたいという気持ちが生まれます。
会話力が身につく
読書によって会話力が身につきます。
知識が多いほど会話の話題が増え、相手との共通点も見つかりやすくなります。
他人の一生を数時間で疑似体験できる
読書で他人の経験や知恵、思考回路などを手に入れることができます。
独力で遠回りするよりは、他人の経験や知恵から学んだ方が効率がいいです。
そのため、本を読むほど時間が生まれ、本当に大事なことに集中できるようになります。
読書に対する心構え
読書に対する心構えを知っておくことで、モチベーションが上がったり、読書の質を高めることができます。
心構えは人によって異なりますが、私は次の3つを意識しています。これらの3つを意識することで「攻めの読書」が可能になります。
①目的意識を持つ
②読書は投資である
③アウトプットを前提にする
①目的意識を持つ
読書で最も重要なのが目的意識を持つことです。
目的意識がなければ、そもそも本を読もうとは思わないし、読む目的がない読書は時間の無駄です。
そのため、普段から自分の興味や課題を意識し、向上心を持ち続けることが大事です。
②読書は投資である
読書は投資で、自分への信頼ともいえます。
読書は投資と同じで何倍にもなってリターンが返ってくる可能性があります。リターンはお金、時間などが考えられます。
金融投資ではお金が無くなったら何も残りませんが、読書ではお金がなくなったとしても知識は残ります。そのため、読書はリスクゼロの投資といえます。
そのため、読書の優先順位を上げて、何としてでも時間を確保するべきでしょう。
本を借りてもいいですが、情報に対する重みが薄れるように感じます。本を買うことで得られる、知識を使ってリターンを回収ようとする気持ちが弱くなる気がします。また、書き込みとかもできず、借りに行くまでの時間がもったいないように感じます。
③アウトプットを前提にする
知識はインプットしただけでは意味がなく、アウトプットしてこそ意味を持ちます。
そのため、読むこと自体ではなく、成長することを目的にし、アウトプット前提で読書をすることが非常に重要です。
アウトプットを意識すると頭の中が整理され、新しい目的意識を持てるようにもなります。
本は読みすぎても良くないので、月に読む冊数を決めるなどして、インプットとアウトプットのバランスをとりましょう。
本の選び方
読書において本の選び方は非常に重要です。たくさんある本の中から読む本を選ぶには、いくつかのポイントを知る必要があります。
選書の基本的なポイントとしては「自分が欲しい知識があるか」という目的意識を持って選ぶことです。
その他にもポイントがいくつかあるので以下で深掘りしていきます。
本のスクリーニング
本を選ぶ際に判断軸がないと、本選びの段階で途方にくれます。
特に読書の初心者ほど、ルールがないため、読む本に困るかと思います。これから紹介する判断軸を活用することで、本選びをショートカットすることができます。
判断軸には次のようなものがあります。
・専門ジャンル
・興味・直観
・トレンド
・ズラシ
専門ジャンル
専門ジャンルで本を選ぶ方法です。
同じジャンルの本を何冊も読むことで、専門知識を深めることができます。1ジャンル7冊も読めば、そのジャンルの有識者になることも可能です。
基礎を2冊ほど、応用や判断力を高める中級レベルを3冊、プロフェッショナル性を高める専門レベルを2冊ほど読むとよいでしょう。
興味・直感
興味や直感で本を選ぶ方法です。
好奇心に従って本を選ぶことで、いい本との出会いがあるかもしれません。
書店で気になった本、オススメの本、関連本などを読んでみるとよいでしょう。
トレンド
トレンドで本を選ぶ方法です。
トレンドを知ることで最新の知識にアップデートすることができます。
特に雑誌はトレンドを把握するのに適しています。
ズラシ
意図的にジャンルをズラす本の選び方です。
視野を広げたいときや、刺激が欲しいときなどに有効です。
普段ビジネス書ばかり読んでいる人は、小説などを読んでみるといいかもしれません。
これらの判断軸を基にして、本をスクリーニングした後に、タイトル、帯、目次、レビューなどを確認して読む本を決めます。
初めてのジャンルを読む際には、基礎的な本から読み始めることで、挫折を防ぎ、その後の理解が深まります。
電子書籍か紙の本か?
電子書籍と紙の本は、それぞれメリットがあり、使い分けるのがベストです。
私の主観になりますが、メリット・デメリットは以下のようなものです。
【電子書籍】
〇メリット
・どこでも読める
・値段が紙の本より安い
・持ち運びが楽(データ)
・データを活用しやすい
〇デメリット
・集中しにくい
・目が疲れる
・読後感が薄い
【紙の書籍】
〇メリット
・深く考えながら読める
・集中して読める
・書き込みができる
・読後感がある
・売ることができる
〇デメリット
・電子書籍より値段が高い
・持ち運びが不便
・データ化が難しい
私は深く考えながら読みたいので、メインは紙の本で読みます。
電子書籍も読みますが、あまり頭に入ってくるイメージがないので、電車の中でしか読みません。
本をどこで探すか?
本を探す場所も用途によって使い分けています。ネットやリアル書店、図書館などが考えられますが、用途によって探す場所を変えるとよいでしょう。
それぞれ次のような特徴があります。
【ネット】
・その場で調べられる
・情報量が多い
・関連本を見つけやすい
・レビューが見れる
【リアル書店】
・トレンドが分かる
・新しい本との出会いがある
・ジャンルを広げたいときに便利
【図書館】
・無料で借りられる
・古い本もある
このようにそれぞれにメリットがあるので、本を探す際には、使い分けることをオススメします。
私の場合は、ネットとリアル書店でどのような本があるかをリサーチし、興味がある本をネットで購入します。リサーチは「ネット:リアル書店=7:3」くらいの比率です。
図書館では基本的には本は借りません。無料で借りられるため、情報の重みが感じられなかったり、本に書き込みができないからです。
積読について
積読はあまりオススメしません。選択肢が多くて選べなくなったり、読みたいタイミングを逃したりするからです。
また、読まないといけないという強迫観念に襲われて、他のことが手につかなくなってしまうこともあります。
本棚の活用方法
本を選ぶ際には、本棚を意識することもいいかもしれません。
本棚は「自分が将来こうなりたい」という未来の自分を意識した意志表示です。そのため、本棚の整理によって自分の目的とか生き方を再確認することができます。
このように「本棚=なりたい自分」から逆算して本を選ぶのも1つの方法です。
読書の方法
本の読み方には「速読」「多読」「精読」など様々な読み方があります。
私は基本的には「スキミング=飛ばし読み」を行っています。これは、目的の場所だけを読んでいく方法です。
ただ、内容の深い良質な本や専門知識を深めるような本はじっくりと読みます。
速読もやったことがありますが、内容が頭に残る感覚がなく、ただの自己満足になることが多かったのでオススメしません。実際に速読は科学的に不可能という調査結果もあります。
ここでは私が行っている「スキミング」について紹介します。
スキミングについて
スキミングでは、目的を持った飛ばし読みをします。必要な情報だけを集中的に読み、それ以外は読みません。
それによって、短い時間で多くの本を読むことができ、いい本と出会える可能性が高まります。
スキミングにはいくつかのポイントがあります。
・目的を決める
・全部読まない
・基礎知識を身に付ける
・エッセンスを探す
・1回で理解しない
・集中して読む
・理解力と記憶力を高める
目的を決める
目的が明確だとスキミングを行いやすくなります。
何を得たいのか、なぜ手に取ったのかなどを意識しながら読みましょう。
そうすることで必要な情報が目に入ってきやすくなります。これはカラーバス効果と呼ばれているものです。
目的は表紙、帯、目次などでザックリ内容をつかんだ後だと決めやすくなります。
全部読まない
スキミングは、自分の目的に合わない場所は読み飛ばします。
主張、データ、テクニック、理論、具体例、図など目的に応じて読む場所を決めておきましょう。
また、最初から最後まで読む必要はありません。必要な情報が書いてたり、興味がある章だけを読んでいきましょう。
同じジャンルの本を何冊か読んでいると、内容の重複が結構あり、読むべき場所が少ないことに気づきます。
基礎知識を身に付ける
スキミングを行うためには、そのジャンルの基礎的な知識を知っている必要があります。
特に専門書では、最低限の知識がないと何が重要か分かりません。
まずは入門書の内容をしっかり理解しなければなりません。
エッセンスを探す
本のエッセンスは、接続詞の後にくることが多いです。
そのため、本を読む時は接続詞に注目しながら読みましょう。
〇逆説の接続詞:ところが、しかし、だか、けれども、いっぽう
〇理由の接続詞:つまり、なぜなら、要するに、というわけで
頭の中で「つまり何?」と問いかけながら本を読むことで、大切な部分とそうでない部分が区別できるようになります。
1回で理解しない
本の内容を1回で理解する必要はありません。基本的には再読前提で本を読みます。
再読は読み返したくなった時、アウトプットに活用する時などに行います。
本を読む際(1周目)にエッセンスに付箋貼れば、再読が効率的になります。
付箋は100円ショップで売っている細長い半透明タイプのものがオススメです。
集中して読む
本は時間を決めて集中して読みましょう。
集中して読むことで本が速く読め、内容が頭に残りやすくなります。
タイマーで時間を計る、スマホをしまう、場所を決めるなどして集中力を維持しましょう。
理解力と記憶力を高める
本の内容を理解して記憶に残すためには、内容に対してアクションを起こしていく必要があります。
具体的には次のようなテクニックがあります。
・自分が知らないことを意識する
・内容を予想しながら読む
・著者との対話を意識する
・具体的にイメージする
・自分の経験を結びつける
・章ごとに要約する
・自分の言葉で言い換える
これらのテクニックを活用することで、アクションリーディングができます。
アウトプットの方法
ここまで読書法を紹介しましたが、それらはすべてインプットです。
インプットはあくまでアウトプットのための手段で、アウトプットしてこそ力を発揮し、成長につながります。
アウトプットしないことは宝の持ち腐れで、100冊読んでアウトプットしないよりも1冊読んでアウトプットしたほうが確実に成長できます。
そのため、読書をしたら必ず行動に移すことが大切です。
アウトプットの例には次のようなものがあります。
・知識を行動に移す
・読書会を開く
・レビュー(書評)を書く
・ブログに書く
・YouTubeで発信する
・Twitterで発信する
・友人に話す
・ノートに書く
この中では、知識を行動に移すことが一番効果が高いアウトプット方法ですが、情報を頭の中で整理し、書き出したりすることで知識が定着しやすくなります。
ブログやレビュー、YouTubeといった情報発信は、慣れていないとハードルが高いため、以下で紹介する「アウトプットノート」を試してみるとよいでしょう。
アウトプットノート
アウトプット方法で最もオススメなのがノートに書くことです。最も簡単で誰でもできます。
アウトプットノートでは、本の要点を20字ほどでまとめ、行動プランも一緒に書きます。20文字の理由は、長文だと頭で思考が整理されず、記憶に残りづらいからです。
アウトプットノートは、シンプルで見返しやすく、持ち運びも可能です。そのため、記憶に定着しやすく、知識を行動に移しやすいというメリットがあります。
下の写真は私が書いたアウトプットノートです。
ノートの書き方を以下にまとめました。
【手順】
①1ページの真ん中に縦線を引く。
②本のタイトルと目的、読んだ日付を書く。
③左側にエッセンスを20文字ほどで書く。
④右側にアクションプランを書く。
【コツ】
ペンの色を使い分けることで、視覚的に分かりやすくなります。私の場合は次のように使い分けています。
「黒=本のタイトル、日付、エッセンス」
「赤=本を読む目的」
「青=アクションプラン(戦略レベル)」
「緑=アクションプラン(戦術レベル)」
色は自分の好きなようにアレンジしても大丈夫です。アクションプランは戦略レベルと戦術レベルに分けなくてもいいかもしれません。
このように、非常に簡単に作成でき、継続もしやすいので、アウトプット方法に悩んだら試してみて下さい。
最後に
読書について重要なことをまとめます。
・読書の方法を意識することで、本を読むスピードが速くなったり、知識が定着しやすくなる。
・読書で最も重要なのが目的意識を持つこと。
・読書はリスクゼロの投資。自分への信頼。
・読書はアウトプットしてこそ意味がある。
・読書によって人生が豊かになる。
・読書には多くのメリットがある。
・様々な読書法があるが「スキミング」がオススメ。
読書は人生を豊かにする。
読書は最強の自己投資です。
投資と同じで何倍にもなってリターンが返ってくる可能性があり、投資した分だけ知識として残ります。
読書はインプットするだけなく、アウトプットしてこそ真価を発揮します。
まずは、目的意識を持って読みたい本を探すことから始めてみましょう。
以上です!それではまた!